第14回 コンタクトレンズは清潔に

今日はコンタクトレンズ使用におけるトラブルのお話です。

眼がゴロゴロする

瞼(まぶた)にものがはさまった感覚

目やにが多い

かゆい

コンタクトレンズがずれる

コンタクトレンズを常用されている方で、上記の症状がいくつか重なって出ている場合は、まぶたの裏に炎症が起きていることが多いです。

まぶたの裏は眼瞼結膜(がんけんけつまく)と言う粘膜で、ここは正常だとつるつるしています。

しかし、一旦炎症を起こしますと、乳頭(にゅうとう、papilla)が生じ、これはイボイボな隆起ですので、まばたきするときに眼の表面とこすれてゴロゴロとした異物感が生じます。

原因はコンタクトレンズの汚れです。

コンタクトレンズを一日装用していますと、分泌物がたくさん付着します。

ワンデータイプ以外のレンズではこの汚れを洗浄してキレイにしてから次の日に装着するわけですが、洗浄不足が長く続いた場合、この汚れに対してまぶたの裏が反応し炎症を起こしてしまうわけです。これがコンタクトレンズ洗浄不足による結膜炎(アレルギー性結膜炎)の仕組みです。

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25歳女性。巨大乳頭結膜炎

アレルギー性結膜炎もひどくなりますと、この方のように巨大な乳頭を形成してしまいます(巨大乳頭結膜炎)。

ここまで進んでしまいますと、コンタクトレンズを中止して点眼治療しても、すぐには治りません。少し時間がかかります。

1年タイプのカラーコンタクトレンズをインターネットで購入し、ずっと使っておられたそうですが、洗浄不足だったようです。

再度コンタクトレンズを装着できる状態になったときには、レンズの洗浄をしっかりするのはもちろんですが、それだけで難しい場合はレンズの選択を変更していく必要も出てきます。

最近はインターネットでコンタクトレンズを購入できるようになったため、自己流でコンタクトレンズを装用し、洗浄不足になったり、装用時間が長くなりすぎたりしている人をよく見かけます。使い始めは必ず眼科で処方をしてもらい、しっかりとコンタクトレンズの指導を受けることが重要です

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